diary

文化系理系。システムエンジニアだし、小説の翻訳をする。休みはすかさず旅行にでる。

2017/09/05 むりやりにこにこ(もしくは、価値観の滲むところ)

時々迷々、に響きが似てる。

 

価値観が合うことを、私は今まで

『それは面白いぞ、最高に楽しいぞって思ったり、それはイヤだなあ、興味がわかないなあって思ったりするポイントが同じこと』

って思っていて、そしてそれは今もそうなのだけれど、

そのひとが選ぶ話題と、話のことばえらびにも、すごくその人の価値観が滲むよなあと

今日は感じた。

 

ある程度近しい人であれば、最近あったことを話したりは普通にすると思うけれど、その時に、最近の日々の生活で自分が経験した無数の出来事の中から何を選びとって話すか、にはかなり価値観が滲む。

そこで選ぶことは、自分にとって印象深かったことだったり、その相手に伝えたいなあと思ったことだったりするわけで、「どんな出来事に対して心が動くひとなのか」が顕著に表れるから。

それに、同じ出来事でもそれを表現する語彙はひとによって違うはずで、そのひとが持つ語彙にはすごく、そのひとの育ち方や普段触れているものが滲んでいると思う。

 

だから私は、嫌なことよりも嬉しいことをたくさん見つけて話してくれるひとが好きだし、相手が話してくれた「心が動いたポイント」に自分も心が動くと嬉しくなるし、言葉の選び方が光るひとが好きなんだなあ。

 

逆に、悪口や愚痴をたくさん聞いていると、しょんぼりして元気がなくなってくる。

今日はずっと価値観のずれを感じてしょんぼりしながら、無理やりにこにこしてしまった夜だったことだ。

 

嬉しいことたくさんみつけよ。